枡記号 【〼】
概要
枡記号(〼)とは、記号の文字の一つで、正方形の中に右上から左下に向かって斜線を引いた「〼」のこと。「~ます」の代用としてかつてよく用いられていた。日本語の記号の一つで、古くから容積のはかりとして使われてきた枡を表している。上部の対角線に金属製の棒をわたした「弦掛枡」を上から見た図を模式化したものが由来とされる。
昭和の頃までは店先などで「ラムネ冷えて〼」のように助動詞「~ます」の置き換えとして用いる例が見られたが、次第に使われなくなった。かつては「益々」を「〼〼」とするなどの用例も見られたとされる。いずれも現代ではあまり見かけることはなくなった。
コンピュータ上の文字としては、2000年にJIS X 0213として日本語文字コードに収録され、以降に提供されたシステムで利用できるようになっている。国際的な文字コード標準のUnicodeにも「MASU MARK」の名称で U+303C として収録されており、広く利用できるようになっている。
(2024.5.31更新)