読み方 : シフトキー
Shiftキー 【シフトキー】 Shift key
概要
Shiftキー(シフトキー)とは、キーボードの修飾キーの一つで、キー上面(キートップ)に「Shift」あるいは太い上矢印「⇧」などが刻印されたもの。通常はキーボードの下から2段目の左右端に一つずつ配置され、他のキーより横長の形状になっていることが多い。解説 通常は単独で押しても何も起きず、Shiftキーを押しながら他のキーを押すことでそのキーの文字や機能を切り替える「修飾キー」(modifier key)として使用する。一般的なキー配列の場合、左右いずれかのShiftキーを小指で抑えながら他のキーを打鍵することが多い。
ソフトウェアキーボードでは同時押しが難しいため、押す度に有効・無効が切り替わるトグルボタンとして実装されていることがある。その場合、Shiftをオンにしてから何か一つ文字を入力すると、自動的にShiftがオフになる方式が定着している。
文字入力
文字入力では、文字種の一時的な切り替え(もともとこの操作を “shift” と呼んでいた)のために用いられる。通常、Shiftキーを押しながら英字キーを押すと、「a」→「A」のように大文字・小文字が入れ替わる。
その際、CapsLockキーがオフなら小文字→大文字に切り替わるが、オンなら逆方向に切り替わる。また、Shiftキーを押しながら数字キーや記号キー押すと、「1」→「!」、「^」→「~」のように、キートップに記されたもう一つの(かな以外の)文字が入力される。
ショートカット操作
文字入力以外では、他のキーやマウスボタン、ホイール操作などと組み合わせて、特殊な動作や機能を素早く入力するショートカットキー(ホットキー/キーボードショートカット)操作ために利用されることも多い。
例えば、多くの文書編集ソフトやテキストエディタでは、Shiftキーを押しながらカーソルを移動することで文字の範囲選択を行なうことができる。CtrlキーやAltキー、Windowsキーなど、他の修飾キーと同時に押すことで動作を切り替える複雑なショートカットキーが用意されていることもある。
(2025.8.23更新)