NumLockキー 【numeric lock key】 ニューメリックロックキー / ナムロックキー / NumLkキー / NumLock key
概要
NumLockキー(numeric lock key)とは、キーボードの特殊キーの一つで、「NumLock」あるいは「NumLk」と刻印されたキー。押す度にオン・オフが切り替わるトグル動作となっており、テンキーの入力モードを切り替える。キーボードの端に現在の状態を点灯・消灯によって示すランプなどが付いていることが多い。右端にテンキー領域のある大型のキーボード(フルキーボード)では、テンキーの左上はしに配置されており、テンキーの動作モードを切り替える働きをする。NumLockキーがオンのときは数字や算術記号を入力するモードに、オフのときはカーソル移動などを行うモードになる。
オフのときの機能は各キーのキートップの下側などに記されており、一般的なキーボードでは「0」がInsキー、「1」がEndキー、「2」が下矢印(↓)、「3」がPageDownキー、「4」が左矢印(←)、「6」が右矢印(→)、「7」がHomeキー、「8」が上矢印(↑)、「9」がPageUpキー、「.」がDeleteキーに、それぞれ切り替わる。「5」キーには何の機能も割り当てられない。
ノートパソコンなどで使われるテンキー部分のない小型のキーボードでは、文字キーの一部などをテンキーとして使用するモードに切り替える働きをする。文字領域の右側にあるキーがテンキーの代わりとなり、「M」が「0」、「J」が「1」、「L」が「2」、「U」が「4」…といった具合に対応付けられる。
(2024.1.12更新)