NumLockキー 【numeric lock key】 ニューメリックロックキー / ナムロックキー / NumLkキー / NumLock key

概要

NumLockキー(numeric lock key)とは、キーボード特殊キーの一つで、「NumLock」あるいは「NumLk」と刻印されたキー。押す度にオン・オフが切り替わるトグル動作となっており、テンキー入力モードを切り替える。キーボードの端に現在の状態を点灯・消灯によって示すランプなどが付いていることが多い。

右端にテンキー領域のある大型のキーボード(フルキーボード)では、テンキーの左上はしに配置されており、テンキーの動作モードを切り替える働きをする。NumLockキーがオンのときは数字や算術記号を入力するモードに、オフのときはカーソル移動などをモードになる。

オフのときの機能は各キーキートップの下側などに記されており、一般的なキーボードでは「0」がInsキー、「1」がEndキー、「2」が下矢印(↓)、「3」がPageDownキー、「4」が左矢印(←)、「6」が右矢印(→)、「7」がHomeキー、「8」が上矢印(↑)、「9」がPageUpキー、「.」がDeleteキーに、それぞれ切り替わる。「5」キーには何の機能も割り当てられない。

ノートパソコンなどで使われるテンキー部分のない小型のキーボードでは、文字キーの一部などをテンキーとして使用するモードに切り替える働きをする。文字領域の右側にあるキーテンキーの代わりとなり、「M」が「0」、「J」が「1」、「L」が「2」、「U」が「4」…といった具合に対応付けられる。

(2024.1.12更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる