Commandキー 【コマンドキー】 command key / ⌘キー / Appleキー / Apple key
概要
Commandキー(コマンドキー)とは、米アップル(Apple)社のMac(マック)用のキーボードにあるキーの一つで、キートップに「Command」あるいは四つ葉のクローバーに似た専用の記号(⌘)が刻印されているもの。一般的なキー配列の製品では最下段のスペースキーの左右に一つずつ配されていることが多い。以前はApple社のロゴ(かじられたりんごのマーク)が刻印されていたためAppleキーとも呼ばれる。
他のキーと組み合わせて特別な入力を行なう「修飾キー」(modifier key)の一つで、操作中のソフトウェアの機能をマウスを使わずに打鍵のみでダイレクトに呼び出すショートカットキー(ホットキー/キーボードショートカット)によく使われる。Windows環境ではCtrlキーに近い用途である。
機能の割り当てはソフトウェアごとに異なるが、慣用的に多くに共通する機能もある。例えば、Commandキーを抑えながら「C」キーを押す「Command+C」で選択された文字列などのクリップボードへの複製(コピー)、「Command+V」で複製された内容の貼り付け(ペースト)、「Command+S」でファイルを上書き保存、「Command+Q」でアプリケーション終了などである。
Mac向け以外のキーボード製品にはCommandキーは無いが、キーを押下したときに本体に送信されるスキャンコードがWindowsキーと同一であるため、Windowsパソコン用のキーボードではWindowsキーで代用することができる。
(2022.2.4更新)