PageDownキー 【PageDown key】 PgDnキー / ページダウンキー

概要

PageDownキー(PageDown key)とは、キーボード特殊キーの一つで、キー上面(キートップ)に「PageDown」あるいは「PgDn」と刻印されたキー。ページを下にスクロールする操作などに用いられる。

押したときの動作はソフトウェアや設定によるが、多くの場合、画面に表示される範囲を1ページ分あるいは1画面分(ウィンドウの場合はウィンドウの縦方向の長さの分)だけ下(後ろ)方向にスクロールさせる働きをする。文字の編集画面ではShiftキー+PageDownキーで現在位置からに下に1ページ分の文字領域を選択することができる。

電子書籍文書編集ソフトなど、データが元々ページ単位に分割されて管理されている場合は次のページに移動する動作を表すことが多いが、常にページ全体が表示されているとは限らないため、PageDownキーは(他のソフトと同じように)画面上の表示範囲の移動、Ctrlキー+PageDownキーでページ単位の移動、という割り当てになっていることもある。

一般的なシステムではPageDownキーを押すとコンピュータ本体にキーコード34番(16進数22)の信号が送られる。ASCIIでは「"」文字に相当する番号だが、「"」はShiftキー+「2」キー入力するため、34番はPageDownキーの押下として扱われる。

109キーボードなどフルサイズのキー配列ではカーソルキーなどの上部にInsertキーDeleteキーHomeキーEndキーなどと並んで配される。すぐ下には通常「PageUpキー」(PgUpキー)があり、PageDownキーとは逆の動作(1ページ分上にスクロールなど)が割り当てられている。

テンキーのある機種ではNumLock解除状態におけるテンキーの「3」にもPageDownキーが割り当てられていることが多い。ノートパソコンなどの省スペース型のキーボードでは単体のキーとしては用意されず、Ctrlキー+「↓」キーなどで入力する場合もある。

(2021.10.13更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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