アプリケーションキー【application key】メニューキー/menu key

概要

アプリケーションキーとは、主にWindowsパソコン(PC/AT互換機)向けのキーボードにあるキーの一つで、メニューの上に乗ったマウスカーソルの図柄がキートップに刻印されているもの。四角の中に数本の横棒など、図柄は簡略化されている場合もある。
アプリケーションキーのイメージ画像

キーボード上での位置は、最下段の右側、右AltキーとCtrlキーの間が一般的である。キートップにはマウスカーソルとメニューを模したアイコンが刻印されており、他のキーと見分けやすい。1994年に米マイクロソフト(Microsoft)社が策定したキーボード仕様においてWindowsキーとともに新設されたキーであり、Macなど他機種向けのキーボードには存在しない。

このキーを押すと、その時点で選択されている(フォーカスが当たっている)対象に応じたコンテキストメニューが表示される。コンテキストメニューとは対象によって内容が変わるメニューのことで、ファイルを選択しているときは「コピー」や「削除」、テキストを選択しているときは「貼り付け」や「検索」といった選択肢が並ぶ。マウスで右クリックしたときと同じメニューである。

キーボードで作業している最中にマウスやタッチパッドへ手や指を移動させずにコンテキストメニューを呼び出せるため、入力作業の流れを途切れさせずに済む。名前の変更やコピー、プロパティの確認といった操作を指先だけで素早く実行でき、キーボード操作に習熟した利用者にとって特に利便性が高い。

近年のノートパソコンや省スペース型キーボードでは、このキーが省略されていることも多い。その場合はShiftキーを押しながらF10キーを押すことで同等の機能を呼び出せる。アプリケーションキーが存在しなくても、この代替操作によって同じ結果を得られるため、使い慣れた人にとって実用上の支障はほとんどない。

(2026.4.22更新)
 

他の辞典等による「アプリケーションキー」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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