アンダーライン 【_】 underline / アンダーバー / underbar / アンダースコア / underscore / ローライン / low line

概要

アンダーライン(_)とは、記号文字の一つで、下端に横線を引いた下線符号「_」のこと。文字コード標準のASCIIでは95番(16進数5F)が割り当てられている。

標準的な配列キーボードでは、Shiftキーを押しながら文字領域の右下の端にある「_ \ ろ」と記載されたキーを押すと入力できる。元はタイプライターにあった記号で、一度文字を打った後に紙を戻して同じ場所にアンダーラインを打つと文字に下線を引くことができた。

コンピュータでは、ハイフン(-)やスペース(空白)に特別な意味があり、単語の区切りとして使用できない状況で、これらの記号の代わりとして用いられることがある。この使用法はファイル名ディレクトリ名、WebページURLパス部分)、電子メールアドレスなどでよく見られる。

同様に、プログラミングでは「array_change_key_case」のように複合的なシンボル名(変数名関数名など)を記述する際に区切り記号としてアンダーラインを用いる記法があり、これを地面を這う蛇の様子になぞらえて「スネークケース」(snake case)という。

(2022.3.15更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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