101キーボード 【101 keyboard】
1980年代に米IBM社が同社のパソコンの機種の一つである「PC/AT」向けに開発したもので、その後の「PC/AT互換機」パソコン向けキーボードのキー配列の基礎となった。英語環境向けの配列で、日本語など他の言語での使用を想定したキーは用意されていないため、日本では「101US」「101英語」のように表記されることもある。
その後、英語圏ではWindowsの操作用にWindowsキーを左右2つとアプリケーションキー(メニューキー)1つを追加した「104キーボード」が広まった。日本では、日本語環境向けのキー(全角/半角キーなど)を加え、一部のキーにかな文字を刻印した「106キーボード」が広まり、Windowsが登場すると104キーボードを元に同じ改変を加えた「109キーボード」が普及した。
(2024.8.20更新)