セミコロン 【;】 semicolon

概要

セミコロン(;)とは、記号文字の一つで、ピリオド(.)とカンマ(,)を縦に並べた「;」のこと。文字コード標準のASCIIでは59番(16進数で3B)が割り当てられ、標準的な配列キーボードでは文字領域の右側にある「+ ; れ」を押すと入力できる。

欧米の言語で用いられる約物の一つで、英語ではカンマピリオドを組み合わせた記号として両者の中間の意味を持ち、強く関連する連続した二つの文を区切る際にピリオドの代わりに用いることがある。

ITの分野では、C言語SQLなどで文の終端を表すことから、他の多くのプログラミング言語データ形式でも、一行に連続して文や項目を並べる際の終端文字や区切り記号としてよく用いられる。コメントの開始文字として用いられることもある。

絵文字でよく用いられる文字としても知られ、英語圏の絵文字では ;-) がウインクを表す。日本では (^_^;) (;_;) のように汗や涙を流す目の様子を表すのに用いられることが多い。

(2022.3.15更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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