CapsLockキー 【Capital letters Lock Key】 キャップスロックキー
概要
CapsLockキー(Capital letters Lock Key)とは、キーボードの特殊キーの一つで、キー上面(キートップ)に「CapsLock」あるいは「Caps」などと刻印されたもの。アルファベット入力の大文字・小文字を切り替えるためのもの。一般的なキーボードでは中段・左端の「A」キーの隣にあり、英字のキーを押した時に大文字・小文字のどちらが入力されるかを切り替える働きがある。CapsLockキーがオフの状態では小文字、オンの状態では大文字が入力される。「Caps」は英語で「大文字」を意味する “captal letters” に由来する。
各キーをShiftキーと共に押したときの動作に近いが、Shiftキーによる切り替えは数字・記号キーなどでも有効なのに対し、CapsLockキーは英字のキーのみで有効となる。CapsLockキーがオンだからといって「1」キーの入力文字が「!」になるわけではない。
NumLockキーなどと同じように、押す度にオン・オフが切り替わるトグル動作となっており、現在の状態を点灯・消灯によって示すランプなどが付いていることが多い。Aキーの隣という位置から左手の小指で誤って押してしまうことが多く、最近のパソコンなどではShiftキーを押しながらCapsLockキーを押さなければ切り替えが生じないようになっていることが多い。
一般的な使用環境では英大文字のみを延々と打ち続ける状況は少なく、打ちやすい位置にある割には使用頻度が低いキーである。このため、Ctrlキーを多用する上級者などの中には、ソフトウェアによる設定によりCtrlキー(最下段の左端にあり打ちにくい)の機能とCapsLockキーの機能を入れ替えて使用することを好む人も多い。
(2023.3.17更新)