MDI 【Multiple Document Interface】 マルチドキュメントインターフェース

概要

MDI(Multiple Document Interface)とは、コンピュータの操作画面で、アプリケーションソフトウィンドウの内部に、開いたファイルや文書ごとに異なる子ウィンドウを表示する方式。

ウィンドウ方式のGUIグラフィカルユーザーインターフェース)を備えたオペレーティングシステムOS)で動作するアプリケーションソフトで用いられる方式で、ウィンドウ内部の領域に、編集中の文書などを表示したウィンドウ入れ子状に収めて表示する。

ウィンドウは重ねて表示することができ、最も手前にあるウィンドウが操作対象(アクティブウィンドウ)となる。メニューやナビゲーション、操作アイコンの一覧などは親ウィンドウ上部などにまとめて表示されるか、各文書から独立した単独の子ウィンドウとして表示されることが多い。

これに対し、アプリケーションウィンドウ内に子ウィンドウを開かずに、複数の操作対象を別に開く場合はOSレベルのウィンドウを開いて表示する方式を「SDI」(Single Document Interfaceシングルドキュメントインターフェース)、複数の画面をタブで切り替えて表示する方式を「TDI」(Tabbed Document Interface)という。

(2024.1.8更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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