読み方 : イーエスエー

ESA【Enterprise Agreement Subscription】EAS/エンタープライズサブスクリプション加入契約

概要

ESAとは、米マイクロソフト(Microsoft)社の大口顧客向けの販売契約の一つ。対象ソフトウェアのライセンスを割引価格で3年間、取得することができる仕組み。
ESAのイメージ画像

500台(公共機関は250台)以上のコンピュータで同社のソフトウェア製品を利用する場合に選択できる「Enterprise Agreement」(EA)契約のオプションの一つで、3年間の契約期間の間だけソフトウェアを使用することができるサブスクリプション型の契約である。

契約期間中はソフトウェアの使用権(ライセンス)とアップグレード権(ソフトウェアアシュアランス)を割引価格で利用することができる。契約が終了するといずれも失効し利用できなくなるが、契約を延長したり、永続ライセンスの「買い取り」を選択することもできる。

一方、本来のEAライセンスの買い切り契約であり、永続的に有効なライセンスを3年契約の分割払いで購入することができる。ESAは契約期間のみ有効な時限的なライセンスであるため、EA永続ライセンスより低廉な価格で取得することができる。

ESAは最低契約数(民間企業で500台)を下回らなければ、契約期間中は毎年契約数を増減させることができ、従業員数の増減に柔軟に追随することができる。製品価格の適用・更新も毎年行われるため、常に最新の価格で利用することができる。

(2025.8.21更新)

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