ESA 【Enterprise Agreement Subscription】 EAS / エンタープライズサブスクリプション加入契約

概要

ESA(Enterprise Agreement Subscription)とは、米マイクロソフト(Microsoft)社の大口顧客向けの販売契約の一つ。対象ソフトウェアライセンスを割引価格で3年間、取得することができる仕組み。

500台(公共機関は250台)以上のコンピュータで同社のソフトウェア製品を利用する場合に選択できる「Enterprise Agreement」(EA)契約のオプションの一つで、3年間の契約期間の間だけソフトウェアを使用することができるサブスクリプション型の契約である。

契約期間中はソフトウェアの使用権(ライセンス)とアップグレード権(ソフトウェアアシュアランス)を割引価格で利用することができる。契約が終了するといずれも失効し利用できなくなるが、契約を延長したり、永続ライセンスの「買い取り」を選択することもできる。

一方、本来のEAライセンスの買い切り契約であり、永続的に有効なライセンスを3年契約の分割払いで購入することができる。ESAは契約期間のみ有効な時限的なライセンスであるため、EA永続ライセンスより低廉な価格で取得することができる。

(2023.10.6更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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