ホイールクリック【wheel click】中クリック
別名 :middle click/ミドルクリック
概要

多くのマウスでは、左右のボタンの間に回転する車輪(ホイール)型の部品が取り付けられており、これを回転させることで画面の上下スクロールや前後の移動ができる。機種によってはこのホイールがボタンを兼ねており、垂直方向に押し込む操作を独立した入力として認識できるようになっている。押し込んだ際に「カチッ」というクリック感が生じ、指を離した時点で入力が確定する。
動作はソフトウェアによって異なるが、Webブラウザではリンクをホイールクリックすると新しいタブで開かれ、開いているタブをホイールクリックすると閉じるといった操作が定着している。いずれも右クリックメニューや別のボタンを経由せずに実行できるため、頻繁に行う操作の手数を減らす役割を果たす。
多くのブラウザやテキストエディタ、ビューアでは、ホイールクリックにより自動スクロール(オートスクロール)モードへ切り替わる。クリックした位置に十字矢印のアイコンが表示され、そこを基準にポインタの方向へ画面が自動的にスクロールし続ける。ポインタとアイコンの距離が広がるほどスクロール速度が上がり、もう一度ホイールクリックするとモードが解除される。
CADソフトやグラフィックソフトでは、ホイールを押し込んだままマウスを動かすことで、表示領域を上下左右に平行移動させるパン操作に割り当てられていることも多い。3Dグラフィックスソフトでは視点の回転やカメラ移動に用いられるなど、様々な移動操作を組み合わせて使用するアプリケーションで利用されることが多い。
(2026.6.22更新)