ダブルタップ 【double tapping】
タッチパネルでは指やペン先などで画面に触れて操作するが、画面上の特定の位置に指先を触れ、すぐ離す（軽く叩く）操作を「タップ」（tapping）という。これを素早く2回連続で行うのがダブルタップである。ダブルタップと区別する文脈で、1回だけの通常のタップ操作は「シングルタップ」（single tapping）と呼ぶことがある。
ダブルタップにどのような機能を割り当てるかは機種やソフトウェアによって異なるが、頻繁に利用される機能をすぐに呼び出す用途や、画像などの拡大表示と通常表示の切り替え（一度目で拡大、二度目で元の大きさに戻す）に用いられることが多い。
パソコンではマウスボタンを連続で2回押して離す「ダブルクリック」操作を多用するが、スマートフォンやタブレット端末などではソフトウェアの起動や項目を開く動作などをほとんどシングルタップで行うよう設計されているため、ダブルタップはあまり用いられない。ただし、Windowsのタブレットモードではダブルクリックの代わりにダブルタップを行うため、比較的頻繁に必要となる。
(2022.5.19更新)
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