アクセシビリティ 【accessibility】 a11y

概要

アクセシビリティ(accessibility)とは、近づきやすさ、利用しやすさ、などの意味を持つ英単語で、IT分野では、機器やソフトウェア、システム、情報、サービスなどが身体の状態や能力の違いによらず様々な人から同じように利用できる状態やその度合いのことを指す。

高齢や障害、病気、あるいは他の身体的・認知機能的な特性により運動や視聴覚機能に制約や偏りがあっても、機器やソフトウェアの操作、情報の入手、ネットサービスの利用などが可能である状態を意味する。

例えば、マウスなどによる画面上の位置指定が困難な場合に備え、キーボードやボタン型の入力装置、音声認識など他の入力機能のみで操作が行えるようにしたり、視力や視覚の状況に応じて、画面表示や文字の拡大、画面上の文字の読み上げなどの機能を選択できるといったように、様々な人が利用できるような備えが行われている状態を指す。

IT分野では、単に「アクセシビリティ」といった場合は、Webページについての「Webアクセシビリティ」のことを指すことが多い。これは、文字色と背景色に十分なコントラストがある、文字サイズが容易に変更できる、読み上げブラウザでも内容を理解できるよう十分な文字情報を提供するといった配慮事項の総体で、WCAGやJIS X 8341-3などの標準規格も定められている。

なお、IT分野以外でも、段差がない、スロープやエレベーターが整備されているといった、建物や施設、設備などへの出入りや内部の移動のしやすさ、利用しやすさのことをアクセシビリティということがある。これは日本語では「バリアフリー」(barrier-free)という外来語で表現されることが多い。

(2025.8.8更新)

ユーザーインターフェースの用語一覧

試験出題履歴

ITパスポート試験 : 令7 問18 令4 問33
基本情報技術者試験 : 令7修7 問53 令6修1 問53 令4修1 問71 令2修6 問71 平30修12 問71 平23修12 問70 平22春 問72 平22修1 問68