アクティブウィンドウ 【active window】

概要

アクティブウィンドウ（active window）とは、コンピュータの操作画面上に複数のウィンドウを表示できるシステムで、現在選択され操作対象となっているウィンドウのこと。

グラフィック表示を用いた操作体系（GUI）を持つオペレーティングシステム（OS）には、実行中のソフトウェアに「ウィンドウ」（window）と呼ばれる専用の表示領域を与え、画面上に同時に表示して切り替えて使用できる「マルチウィンドウ」方式を採用しているものがある。

利用者が操作対象に指定し、操作や入力を伝える対象になっているものをアクティブウィンドウ、それ以外を非アクティブウィンドウという。通常、アクティブに指定されたウィンドウは最前面に表示され、他のウィンドウはその裏に隠れる形で表示される。

（重なっていない場合でも）どれがアクティブか一目で見分けられるように、ウィンドウ上部の帯状の表示領域（タイトルバー）が他とは異なる色や表示状態になっていることが多い。Windowsデスクトップのようにウィンドウが背景に落とす影の濃さなどの変化でアクティブ状態を表現する場合もある。

画面上に表示されている他のウィンドウや、対応するタスクバーなどのアイコンをマウスのクリック操作などで指定すると、そちらがアクティブになり、それまでのアクティブウィンドウは非アクティブとなって背面に隠れる。

(2022.5.20更新)

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この記事の著者 ： (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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