ワークベンチ【workbench】
ワークベンチとは?
作業台、仕事台、工作台という意味の英単語。ITの分野では、ソフトウェアの操作画面にまとめられた機能のセットや、ある分野の作業を総合的に支援するツールなどを指すことが多い。

ソフトウェアの統合開発環境(IDE)などでは、行いたい作業や編集対象のデータの種類などに応じて、関連するメニューやツールなどをひとまとめにしたセットのことをワークベンチと呼ぶことがある。対応する作業やデータの種類が豊富なソフトウェアは、メニュー項目などを常にすべて表示しておくのは煩雑で使いにくいため、作業の種類や対象ごとにワークベンチを切り替えて表示することで、多機能性と使いやすさを両立している。
データ解析ソフトなどでも、データ取得や前処理、可視化、モデル作成をまとめて扱う分析環境をワークベンチと呼ぶことがある。操作画面上に複数のパネルやツールを配置し、データ操作と結果確認を往復しながら作業できる。クラウドサービスでは、Webブラウザ上でこれらの機能を提供する形態もあり、用途に応じて拡張可能な作業空間として利用されている。
電子機器や機械の設計などの分野では、電子回路や機械の設計、シミュレーションなどを統合した作業環境をワークベンチと呼ぶことがある。回路図作成、部品ライブラリ参照、動作解析、レイアウト設計などを同じ環境で扱い、設計から検証までの流れを連続して行える。また、実験装置や計測機器を制御するソフトウェア環境を指す場合もあり、仮想的な作業台として機能する。