スプラッシュ画面 【splash screen】 スプラッシュスクリーン
製品名やロゴ、イメージ画像、開発元などの権利表示、処理の進行状況、グラフィックスやアニメーション、あるいはこれらの組み合わせによって構成され、起動が完了すると自動的に消滅して初期の操作画面に移行する。
何も表示せずに沈黙して起動処理を行うと、処理が進行中なのか、起動の失敗や異常停止など何か問題が起こっているか区別がつかないため、正常に動作していることを示すために進捗状況を示すグラフやアニメーションなどを表示する場合もある。
以前は、パソコンでアプリケーションソフトを起動すると低速なストレージからプログラムを読み出し、起動して、初期化処理を数十秒から数分に渡って行う必要があったが、近年は機器の高速化が進み、モバイルアプリなどは数秒や一瞬で起動することも可能となっている。
このため、スプラッシュ画面の役割も、処理が停止していないことを知らせたり進行状況を表示するといった昔ながらの機能から、アプリやサービス、開発元メーカーのブランディング、ソフトウェアの第一印象を決めるユーザー体験(UX)の入り口としての雰囲気づくりなどに重点が変化してきている。
(2022.7.27更新)