入力フォーム 【form】

概要

入力フォーム(form)とは、ソフトウェアの操作画面の一つで、利用者がまとまったデータシステム入力するための操作要素を集めたもの。データの登録や外部への送信のために用意される。

form” とは記入用紙のことで、システムデータ入力するために記入用紙のような記入欄が並んだ画面のことをこのように呼ぶ。実際の用紙と同じように、文字や数字の入力欄、選択式の回答欄などを組み合わせて作られる。

主な入力要素として、文字入力のための長方形の欄である「テキストボックス」(text box)、選択肢から一つをチェックする「ラジオボタン」(radio button)、選択肢から複数をチェックできる「チェックボックス」(checkbox)などがある。

ソフトウェアによる動的な表示の変化を利用して、文字入力と選択式回答を切り替えられる「コンボボックス」や、ゲージ上のつまみを動かして度合いを指定する「スライダー」、クリックタップで選択(フォーカス)状態にすると選択肢一覧が現れる「プルダウンメニュー」あるいは「ドロップダウンメニュー」などを用いる場合もある。

業務用のデータベースシステムなどでは、何らかのまとまった情報を持つ対象をデータとしてシステムに登録したり、記入用紙による回答や帳票など定型的な用紙に記載された情報デジタル化するために入力フォームが用いられることがある。WebページではWebブラウザに入力フォームを表示し、入力内容をWebサーバに送信して処理する仕組みが用意されており、利用者登録やアンケートなど様々な目的で用いられる。

(2024.2.12更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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