ポップアップメニュー【pop-up menu】
概要

常時表示されるメニューバーやツールバーと異なり、ポップアップメニューは操作の対象に応じて内容が変化する。ファイルの上で表示すればコピーや削除などのファイル操作が示され、テキストを選択した状態では複製や切り取り、書式変更などの編集機能が提示される。
このように状況に応じて項目が変わるものは「コンテキストメニュー」とも呼ばれ、対象の直近に表示されることで、利用者は画面の別の場所へポインタを移動させることなく操作を選択できる。表示位置はマウスカーソル付近やタップ位置周辺に設定される場合が多く、視線移動や操作手順を減らすことにつながる。
パソコンなどのデスクトップ環境では右クリック操作によって呼び出される形式が広く用いられ、フォルダやアイコンごとに異なる項目が並ぶ。スマートフォンやタブレット端末では項目の長押しや三点リーダー「…」をタップするなどの操作で表示され、並び替えや共有、設定変更などの機能がまとめて提示される。
表示されたメニューから項目を選択すると直ちに消え、元の画面に戻る。画面の一部に重なる形で表示されるため、背後の情報が一時的に隠れる場合もあるが、限られた表示領域でも多くの操作を扱えるため、各種アプリケーションや操作環境で広く採用されている。