インタラクション【interaction】インタラクト/interact

概要

インタラクションとは利用者によるコンピュータやソフトウェアへの操作・入力と、それに対するシステムの応答の組み合わせ、およびその連続のこと。広義には、二つ以上の要素が互いに影響を及ぼし合う双方向の関係全般を指す。
インタラクションのイメージ画像

英語の “interaction” は「相互作用」「交流」などを意味する語で、「相互の」を意味する接頭辞 “inter-” と「行為」を意味する “action” を組み合わせたものである。一方的な関係ではなく、互いの働きかけが相手の状態や次の行動に影響を与え合う関係を表す。

IT分野では、利用者がキーボードマウスタッチパネルなどを通じて行った操作に対し、画面表示の変化や音、振動による通知といった応答が返され、これを繰り返しながら処理が進む一連のやり取りを指す。近年では音声アシスタントとの声による対話、VRAR空間でのジェスチャー、対話型AIとの自然言語の文章による対話など、様々な入出力手段が実用化され、インタラクションの形態も多様化している。

利用者の操作に対してシステムが即座に応答し、やり取りを繰り返しながら処理を進める方式を「インタラクティブ」(interactive)なシステムと表現する。機器やソフトウェアの設計において、利用者とのやり取りに関わる部分を体系的に設計する領域を「インタラクションデザイン」(interaction design)という。操作の流れや応答の速さ、画面上の視覚的変化、フィードバックの与え方などを調整し、利用者が迷わず目的を達成できるよう設計する取り組みで、ユーザーインターフェース(UI)やユーザー体験UX)の設計を包含する。

(2026.7.10更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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