テキストフィールド【text field】

概要

テキストフィールドとはコンピュータの操作画面上で利用者が文字情報を入力するために設けられた矩形の領域。Webページの入力フォームや業務システム、アプリケーションの設定画面など様々な場面で用いられる。
テキストフィールドのイメージ画像

視覚的には長方形の枠で表現され、かつては周囲より凹んだように見える立体的なデザインが主流であったが、現在は平面的なデザインを採用する例も多い。利用者が入力欄をクリックまたはタップするとカーソルが現れ、キーボードから文字を入力できる状態になる。付近に何を入力すべきかを案内するラベルを配置することが多い。

入力できる行数によって種類が分かれる。一行分の高さしかない横長の領域は、氏名や電子メールアドレス、検索語句などの短い文字列の入力に使われる。複数行の文章を入力するための広い領域は「テキストエリア」と呼ばれ、HTMLでは両者を別の要素として区別している。

入力内容の用途に応じて、受け付ける文字の種類や文字数を制限する場合もある。パスワード欄では入力した文字がアスタリスクや黒丸などの記号に置き換えて表示され、第三者に内容を覗き見されないよう配慮される。入力前の欄内に薄いグレーの文字で入力例や注意書きをあらかじめ表示しておく「プレースホルダー」という仕組みや、入力内容をリアルタイムで確認して誤りを知らせる入力チェック機能、文字列の候補を自動的に補完する機能もよく用いられる。

一行型のテキストフィールドに選択肢の一覧表示(リストボックス)を組み合わせた高機能な入力部品は「コンボボックス」(combo box)という。任意の文字列を直接キー入力できるほか、クリックタップで選択肢の一覧を呼び出し、その中の候補を選んで入力することもでき、入力の効率化や誤入力の防止に用いられる。

(2026.6.21更新)
 

他の辞典等による「テキストフィールド」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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