読み方 : カットアンドペースト
カット&ペースト【cut and paste】カットアンドペースト
概要
カット&ペーストとは、文書や画像などのデータの一部を切り取り、別の場所に貼り付ける操作のこと。オペレーティングシステム(OS)が管理するクリップボードを介して行われ、同一アプリケーション内だけでなく異なるアプリケーション間のデータ移動にも利用される。

「カット」(cut)は、選択したデータを現在の位置から削除し、OSが管理する一時的な保管領域であるクリップボード(clipboard)に格納する操作である。「ペースト」(paste)は、クリップボードに保持された内容を指定した位置に挿入する操作である。この二つを連続して行うことで、データをある場所から別の場所へ移動できる。
クリップボードはOSが管理する共有領域であり、アプリケーションをまたいで利用できる。例えば、テキストエディタで作成した文章をWebブラウザの入力欄に移すといった操作が可能である。ただし、ペースト先のアプリケーションが対象のデータ形式に対応していない場合は操作が成立しない。
カットによってクリップボードに格納されたデータは、次のカットまたはコピーが実行されるまで保持される。そのため、一度カットした内容を複数の場所に繰り返しペーストすることも可能である。近年のOSではクリップボード履歴機能を備えるものもあり、過去に格納した複数の項目から選択してペーストできる。
カット&ペーストと対になる操作として、元の位置にデータを残したまま別の場所に複製する「コピー&ペースト」(copy and paste)がある。ペーストの操作は共通するが、元データが削除されるかどうかが異なる。キーボードショートカットはWindowsでは「Ctrl+X」でカット、「Ctrl+V」でペーストを実行でき、macOSではCommandキー(⌘キー)を用いて同様に「⌘+X」でカット、「⌘+V」でペーストする。
(2026.6.18更新)