ツールチップ 【tooltip】 ツールヒント

概要

ツールチップ(tooltip)とは、コンピュータの操作画面の表示要素の一種で、対象にカーソルマウスポインタを合わせると周辺に小さな領域が出現し、注釈などが表示されるもの。

普段は表示されておらず、対象を選択したりマウスポインタを重ね合わせたりする(マウスホバー/マウスオーバー)と、対象のすぐ側に半ば被さる形で出現する。内容はソフトウェアにより様々だが、対象の操作方法や関連情報などを表示することが多い。選択を外したりポインタをどけると即座に消滅する。

マンガの吹き出しのように、輪郭の一部が尖って対象を指し示しており、角が丸い形をしているものは「バルーン表示」「バルーンチップ」とも呼ばれる。スマートフォンのようなタッチ操作のシステムではマウスホバーに相当する動作が存在しないため、ツールチップも使うことができない。

(2020.2.16更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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