アクセススイッチ 【access switch】 エッジスイッチ / edge switch
概要
アクセススイッチ(access switch)とは、ネットワークスイッチ製品の分類の一つで、ネットワークの末端部で利用者の操作する端末やサーバなどを接続するためのもの。一般的な家庭向けなどの製品より高性能でポート数が多い。建物内の構内ネットワーク(LAN)の末端で、パソコンや携帯端末、サーバ、ストレージ、プリンタなどのコンピュータや周辺機器を接続するために用いられる。
オフィスやデータセンターなどで多数の端末を収容するため、数十ポートといった多数のコネクタを備える製品もある。機能は単純で構わないため大抵の製品はL2スイッチとなっている。
アクセススイッチは各部屋ごとや機器のグループごとなどの単位で設置され、ネットワーク中枢部の「コアスイッチ」(core switch)を介して構内の他のネットワークに接続される。
ネットワークの規模によっては、各階ごとなど両者の中間で中継を行う「ディストリビューションスイッチ」(distribution switch)や「フロアスイッチ」(floor switch)が設置されることもある。
(2020.1.31更新)