アクセススイッチ【access switch】エッジスイッチ/edge switch
概要

アクセススイッチは各部屋や機器グループなどの単位で設置され、上位のコアスイッチや、両者の中間に置かれるディストリビューションスイッチへ接続される。大規模ネットワークではこの三層構造が一般的な設計とされている。多数のLANポートを備える製品が多く、大規模なオフィスやデータセンターでは24ポートや48ポートといったモデルが使われる。
業務用の製品ではVLAN機能がよく使われる。一台のスイッチ上でネットワークを論理的に分割でき、部署ごとや用途ごとに通信範囲を分離できる。来客用ネットワークを社内ネットワークと切り離したり、経理部門と他部門の通信を分けたりといった用途に対応する。IP電話やビデオ会議の通信品質を維持するQoS機能を備える製品もある。
PoE(Power over Ethernet)に対応した製品では、LANケーブルを通じて接続機器へ電力を供給できる。IP電話や無線LANアクセスポイント、IPカメラなどを電源コンセントの場所を問わず設置でき、配線も簡略化できる。給電機能を利用するには受信側の機器も対応している必要がある。
管理機能の有無によって「アンマネージド型」と「マネージド型」に分類される。アンマネージド型は設定なしで使えるシンプルな製品で、マネージド型はVLAN設定や通信監視、認証制御などを細かく設定できる。大規模ネットワークではセキュリティ管理や障害対応のためにマネージド型が広く採用されている。
(2026.5.24更新)