スイッチポート 【switch port】

概要

スイッチポート(switch port)とは、L3スイッチポートのうち、L2スイッチ(ネットワークスイッチ/スイッチングハブ)のポートと同様の働きをするよう設定されたポートのこと。

L3スイッチイーサネットEthernet)などレイヤ2の中継機能と、IPInternet Protocol)などレイヤ3の中継機能の両方を兼ね備えている。コネクタを差し込むポートのうち、L2による接続や送受信をうよう指定されたものがスイッチポートとなる。

一般的なL2スイッチポートと同じように、端末を接続するアクセスポートスイッチ間を接続するトランクポートとして使用することができる。複数のポートVLANを設定し、同じグループ間のみ接続できるようにすることもできる。

一方、固有のIPアドレスを割り当ててL3による接続や送受信、ルーティングうよう指定したポートは「ルーテッドポート」(routed port)あるいは「ルータポート」という。内部のルータ機能に直結したポートで、異なるL3ネットワーク間を接続することができる。

(2021.10.12更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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