NuGet
プログラミング言語やソフトウェア開発環境などが標準では用意していない機能などについて、開発元や第三者が「パッケージ」としてまとめ、容易に追加できるように配布、公開している場合がある。
開発者側でパッケージの管理を行うのがパッケージマネージャで、公開されているパッケージの探索や取得、手元の開発環境への展開、最新版への更新、ソフトウェアへの組み込み、削除などを行うことができる。
NuGetは.NET環境で標準的に利用されるパッケージマネージャで、同社のVisual Studioに組み込んで連携して動作させることができる。パッケージは.NET Frameworkに対応しており、Visual Studioが対応する様々なプログラミング言語(C#、TypeScript、VisualBasicなど)から利用できる。一部にC++向けのネイティブパッケージなどもある。
2010年に前身のNuPackから改称され、Apacheライセンスに基づいてオープンソースソフトウェアとして配布されている。Visual Studio 2012以降は標準で含まれている。同社ではNuGet用のパッケージ集積場所として「NuGet Gallery」(nuget.org)を運営している。
(2020.9.14更新)