インバータ 【inverter】

概要

インバータ(inverter)とは、逆変換回路(装置)という意味の英単語で、通常必要なのとは逆方向の変換処理をう装置や回路などのこと。一般的には直流電流を交流に変換する電源回路を指すことが多い。論理回路について言う場合は入力信号を反転させて出力するNOTゲートを指す。

電源装置のインバータ

電源回路や電源装置の種類の一つで、直流電流を交流に変換するものをインバータという。「逆変換器」「逆変換回路」とも呼ばれる。

交流電流を直流に変換する回路や装置は「コンバータ」(converter)あるいは「整流器」「順変換器」などと言うが、これとは逆方向の変換をうため “invert” (反転させる)の語が当てられている。

論理回路のインバータ (NOTゲート)

論理回路の種類の一つで、入力信号を反転した信号を出力するものをインバータという。入力が0(off)ならば1(on)を、1(on)ならば0(off)を出力する。論理否定NOT)の論理演算なうため「NOT回路」「NOTゲート」とも呼ばれる。

(2019.8.16更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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