Hyper-V 【Windows Server 2008 Hyper-V】 Microsoft Hyper-V Server
概要
Hyper-V(Windows Server 2008 Hyper-V)とは、米マイクロソフト(Microsoft)社の仮想化ソフト(ハイパーバイザー)製品。一台の物理的なコンピュータ上で複数の仮想的なコンピュータ(仮想マシン)を稼働させ、それぞれ独立にオペレーティングシステム(OS)を起動することができる。米インテル(Intel)社や米AMD社のx86-64(x64)系マイクロプロセッサを内蔵するコンピュータに対応し、OSに依らずハードウェア上で直に動作するハイパーバイザ型の仮想化ソフトである。
仮想マシン上で動作させられるゲストOSとしては、Windows Serverシリーズのほかにクライアント向けWindows(Windows 7/8/10など)や一部の商用Linuxディストリビューション、FreeBSDなどがある。
Windows Server 2008に組み込まれて提供されたのが最初で、以降はWindows Serverシリーズに同梱されているほか、単体の「Hyper-V Server」は無償提供されている。通常のWindowsシリーズではWindows 8以降に「クライアントHyper-V」が同梱されている。
(2019.7.16更新)