デコミッション【decommission】デコミッショニング/decommissioning

概要

デコミッションとは、廃止する、閉鎖する、退役させる、などの意味を持つ英単語。IT分野では、複数の要素(ノード)で構成されるシステムから、特定の要素を停止して切り離す処理をこのように呼ぶことが多い。
デコミッションのイメージ画像

仮想化システムでは、管理システムが複数の仮想マシンVM)を制御しているとき、そのうちの一つを停止、削除する操作をデコミッションという。当該VMインスタンスが占有していた資源が解放され、新しいインスタンスに再利用できるようになる。

クラスタシステムでは、クラスタを構成するノードを停止させ切り離す操作をデコミッションという。処理に矛盾を来さないよう、他のノードデータなどの引き継ぎを行い、安全に停止する操作を指す。機器のメンテナンスや入れ替えなどのために行われることが多い。

IT以外の分野では、原子力発電所などの原子炉を廃炉にすることを「デコミッショニング」と呼んでいる。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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