シンプロビジョニング【thin provisioning】シンプロ

シンプロビジョニングとは?

システムの利用する複数のストレージ外部記憶装置)を仮想化して一体的に管理することにより、記憶領域を必要なときに必要なだけ割り当てられるようにする手法。
シンプロビジョニングのイメージ画像

企業の情報システムなどで記憶装置を柔軟かつ効率的に管理することができる方式で、システム導入の初期に需要を予測して必要量を手配する備えるプロビジョニング工程がほとんど必要ないことからこのように呼ばれる。

ハードディスクSSDなどのストレージ装置を1台ずつ個別に管理するのではなく、仮想化ソフトにより複数の記憶装置をまとめて一つの記憶領域(ストレージプール)として扱う。容量が足りなくなってきたら装置を新たに追加するだけで全体の記憶容量を拡張することができる。

利用側のサーバなどの機器には個別にストレージ装置を用意することはせず、空き領域が逼迫した装置とほとんど空いている装置がばらばらに存在するといった無駄を排除して、装置群全体を有効活用することができる。

また、運用開始時には装置の合計容量を超える容量を仮想的に割り当てることもでき、実際に記録済みの容量が物理容量に迫ってきたら装置を増設すればよい。例えば、20TBのディスクを用意して合計50TB分を割り当てて運用を開始し、データ格納済みの容量が15TBに達したら10TB分だけ増設する、といった対応が可能となる。

他の辞典等による「シンプロビジョニング」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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