OWA 【Outlook Web App】 Outlook Web Access

概要

OWA(Outlook Web App)とは、米マイクロソフト(Microsoft)社のExchange Server拡張機能の一つで、クライアントであるOutlookの機能をWebブラウザから利用できるWebアプリケーション

組織内で運用されているExchange Serverに接続して、自分のメールボックスを開いて電子メールを送受信したり、Exchangeの提供するアドレス帳やカレンダー、タスク管理、チャットなどの機能を利用することができる。

Outlookが導入あるいは使用できない環境にある利用者Exchangeへのアクセスを提供することができ、自宅のパソコンや出先で借りたパソコンなどからでも、Webブラウザ(標準では同社のInternet Explorer)さえあれば使用することができる。

Exchange 5.0で「Outlook Web Access」の名称で提供され、Exchange 2010では「Outlook Web App」に改称された。やや紛らわしいがOffice Web Appの一部ではなく独立したアプリケーションとなっている。Exchange 2016では廃止され、代わってOffice 365サービスの一部として「Outlook on the web」(WebOutlook)が開始された。

(2020.2.18更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる