V2V 【Virtual to Virtual】 V2Vマイグレーション

概要

V2V(Virtual to Virtual)とは、ある仮想化されたコンピュータ環境(仮想マシン)で稼働しているシステムを丸ごと他の仮想マシンに移転すること。特に、異なる仮想化方式(ハイパーバイザー)の仮想マシンへ移転すること。

同種の仮想マシン間での移転は実行イメージを丸ごと複製して起動する(あるいは稼働したまま別の物理環境へライブマイグレーションする)ことで可能だが、異なる仮想化環境の間でシステムを移転するには専用のV2Vツールを用いてイメージの変換をう必要がある。

一方、物理マシンから仮想マシンへの移行は「P2V」(Physical to Virtual)、仮想マシンから物理マシンへの移行は「V2P」(Virtual to Physical)という。

(2019.12.17更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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