ロガー【logger】データロガー/data logger
ロガーとは?

ソフトウェア開発などの分野では、ロガーはプログラムの実行中に発生するイベントや処理内容をログとして記録するための機能やプログラム部品を指すことが多い。ログには処理の開始や終了、エラーの発生、利用者の操作や入力、システム状態などが記録されることが多く、障害発生時の原因調査やシステム監視、運用管理のための重要な情報源となる。ログ出力を管理するライブラリやフレームワークなどもあり、ログレベルによって出力内容を制御する仕組みが備えられている場合が多い。
システム運用の分野では、ネットワーク機器やサーバが出力するログを収集・保存する仕組みをロガーと呼ぶことがある。これらは通信記録やアクセス履歴、エラー情報などを記録し、トラブルの原因解明やセキュリティ監査などのために利用される。ログ管理システムでは複数の機器に組み込まれたログ収集エージェントから送信されたログを集約し、検索や分析を行うことでシステムの状態を把握することができる。
計測や制御の分野では、温度、湿度、電圧、位置情報などの測定値を一定間隔で記録する装置を「データロガー」と呼ぶことがある。これらは工業設備の監視、環境計測、研究用途などで用いられ、センサーから取得したデータを長時間にわたり記録する機能を持つ。他にも、一定時間ごとにGPS(全地球測位システム)で現在位置を計測・記録する「GPSロガー」や、オペレーティングシステム(OS)に常駐してキーボードからの入力文字を時系列に記録する「キーロガー」などの用例がある。