ドリルスルー 【drill through】

概要

ドリルスルー(drill through)とは、データ分析ソフトなどの機能の一つで、あるレポートなどを表示した後に、簡単な操作で関連付けられた別のレポートなどを開く機能。

BIツールなどでは、集計表やレポートなどに他のページを関連付ける機能をドリルスルーと呼び、全体の概況を示したレポートの各項目に、詳細な解析結果をリンクして簡単に参照できるようにするといった使い方をする。

リンク先はあらかじめ作成者が指定したもので、フィルター設定などは元のページを表示した際のものが維持される。システムによって機能の詳細は異なっており、項目を選択してリンク先のレポートなどにを反映させる機能を指す場合などもある。

また、OLAP表計算ソフトなどでは、集計値や分析結果などに表示された集計値などを指定すると、計算の元になったデータを参照して表示する機能のことをドリルスルーと呼ぶ。

(2021.10.12更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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