メタデータ 【metadata】 メタ情報 / meta-information
概要
メタデータ(metadata)とは、データについてのデータ。あるデータそのものではなく、そのデータを表す属性や関連する情報を記述したデータのこと。データを効率的に管理したり検索したりするためには、メタデータの適切な付与と維持が重要となる。例えば、文書データであればタイトルや著者名、作成日などが、楽曲を収めた音声データであれば曲名や収録媒体、作曲家、作詞家、実演家、発表(発売)日時などが考えられる。どのような属性がメタデータとして適切あるいは必要かはデータの種類によって異なり、また、データの作成方法、利用目的などによっても異なる。
文書や画像、音声、動画など多くのファイル形式では、ファイルの先頭などにメタデータを格納する領域が用意されており、あらかじめ決められた形式で、データと一緒にメタデータを保管できるようになっている。ファイル自体もまた、ファイルシステムによって作成者、作成日時、最終更新日時、アクセス権などのメタデータと共に管理されている。
(2017.11.13更新)
関連用語
他の辞典による解説 (外部サイト)
この記事を参照している文書など (外部サイト)
- 国土交通省BIMモデル事業 日建設計「BIM USES DEFINITIONS Vol.1 BIMを活用するプロセスやタスク やさしいガイドブック
」(PDFファイル)にて引用 (2022年)
- 総務省「知のデジタルアーカイブ ─社会の知識インフラ拡充に向けて─
」(PDFファイル)にて引用 (2012年3月)