ドリルダウン 【drill down】
概要
ドリルダウン(drill down)とは、データ集計や分析で用いる手法の一つで、集計範囲を一段階絞ってより詳細な集計を行うこと。また、そのようなソフトウェアの機能。例えば、各年のデータが表示された画面で、特定の年を指定して月単位のデータを表示したり、都道府県別のデータの一つを指定して市区町村別に詳細化するような操作や処理を指す。
また、特定の集計範囲について、別の項目・側面からの集計を行うような操作をドリルダウンということもある。例えば、特定の月のデータについて、地域別や部門別の集計を行うといった操作である。
これとは逆に、より広い範囲に集計範囲を広げていくような操作を「ドリルアップ」(drill up)ということがある。ドリルダウンと合わせて集計範囲を変化させる操作・機能のことを「ドリリング」(drilling)と総称することがある。
(2020.1.23更新)