エディットバリデーションチェック

概要

エディットバリデーションチェックとは、情報システム利用者入力を試みたデータが、その項目の入力値の要件を満たしているかどうかを検査すること。企業のIT統制の一環としてソフトウェアの入力機能などに実装されることが多い。

入力されたデータがその項目の要求する規定に従っているかどうかを調べるもので、例えば、数値を入れるべき項目に数字以外の文字が入力されていないか、値が最大値と最小値の間に収まっているか、あらかじめ定められた形式に従っているか、といった形式的な検査を行う。

要件を満たさないデータ入力された場合にはエラーメッセージを表示して再入力を促すといった実装になっていることが多い。形式上の検査であるため、項目間の関係に矛盾がないか、入力元の書類に記された内容に一致するか(写し間違いが無いか)といった内容面の妥当性については関知しない。

(2020.7.3更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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