読み方 : わかばん/おいばん
若番/老番
若番/老番とは?
複数の番号が存在する場合の関係性を表す表現。相対的に小さい番号を「若番」大きい番号を「老番」という。「じゃくばん」「ろうばん」ではなく「わかばん」「おいばん」と湯桶読みする。

複数の対象に自然数の通し番号を割り振って識別している場合などに用いられる用語で、値が小さい側を若番、大きい側を老番という。相対的な大小を表すもので、絶対値がいくつ以上が老番といった基準や境界があるわけではない。
番号が飛び飛びで連続していない場合、あるいは通し番号や連番ではない状況でも、数値の大小に当てはめて用いることがある。「若」「老」は人間の年齢の高低(より一般には生物の生存期間の長短)を表す漢字だが、若番、老番は単純に番号の大きさのみを表しており、出現順や経過時間といった時系列を反映した概念ではない。
IT分野では、ネットワーク機器のIPアドレスやポート番号など、数値で管理される対象に用いることがある。例えば、8ポートのスイッチングハブでは1番ポートが若番、8番ポートが老番となる。運用方針などについて「若番から順に割り当てる」「老番側は予備として空けておく」といった表現を用いることがある。
製造業や通信業界で古くから使われてきた言葉がIT分野でもそのまま広まったもので、日本語独自の慣用表現である。英語では “lower number” “higher number” のように表され、一語で対応する単語は存在しない。設計書や仕様書、開発現場の会話には頻繁に登場するが、正式な規格文書などではあまり使われない。