シーケンスコード 【順番コード】 連番コード

概要

シーケンスコード(順番コード)とは、データ化する対象にコード(符号)を割り振る手法の一つで、何らかの順番に従って先頭から順に通し番号を与える方式。

最初のデータに「1」、次のデータに「2」…といった具合に単純に連続した番号を割り当てていく方式である。将来追加される可能性のあるデータ群に対してデータ一意に識別できるコードを与えることができる。

データに与えられる番号は単なる通し番号であるため、それ自体がデータに関する何かの性質や分類を表現しているわけではないが、データの出現順や追加順に採番していくことが多いため、の大小が時系列上の前後関係に対応することになる。

よく用いられるのは先頭を0または1とする整数をコードとする形式で、現在の最大値(末尾の)に1を加算して新しいコードとする。一度与えたコードは変更しないのが一般的で、データを削除する場合は対応する番号を欠番とする。表現形式によっては「0001」など桁数が決まっていることもある。

(2022.3.9更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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