シーケンスコード 【順番コード】 連番コード
最初のデータに「1」、次のデータに「2」…といった具合に単純に連続した番号を割り当てていく方式である。将来追加される可能性のあるデータ群に対してデータを一意に識別できるコードを与えることができる。
各データに与えられる番号は単なる通し番号であるため、それ自体がデータに関する何かの性質や分類を表現しているわけではないが、データの出現順や追加順に採番していくことが多いため、値の大小が時系列上の前後関係に対応することになる。
よく用いられるのは先頭を0または1とする整数をコードとする形式で、現在の最大値(末尾の値)に1を加算して新しいコードとする。一度与えたコードは変更しないのが一般的で、データを削除する場合は対応する番号を欠番とする。表現形式によっては「0001」など桁数が決まっていることもある。
(2022.3.9更新)