読み方 : ひょういコード

表意コード 【mnemonic code】 ニーモニックコード

概要

表意コード(mnemonic code)とは、データ化する対象にコード(符号)を割り振る手法の一つで、人間にとって意味のある英単語や数値などを元にコードを定めること。
表意コードのイメージ画像

解説 黒色を「BK」で表すなど、英単語の略号や頭文字、特性を表す数値などを組み合わせてコードとする方式で、製品の型番などによく用いられる。例えば、容量700MB、レーベル面が白のプリンタブル、スピンドルケース50枚入りのCD-Rメディアの商品パッケージを「CDR700WP50SP」とするようなコードがこれに当たる。

人間にとってコードを見ただけでそれが表す内容を容易に想像したり確認することができ、取り違えなどを防ぐ効果が期待できるが、通し番号など意味とは無関係に機械的に決められる他のコード設計よりも桁数や文字数が長くなりがちである。

(2021.12.12更新)

他の用語辞典による「表意コード」の解説 (外部サイト)

資格試験などの「表意コード」の出題履歴

▼ 基本情報技術者試験
令5修1 問23】 コードの値からデータの対象物が連想できるものはどれか。
令3修7 問23】 コードの値からデータの対象物が連想できるものはどれか。
令1秋 問23】 コードから商品の内容が容易に分かるようにしたいとき,どのコード体系を選択するのが適切か。