ドラフト 【draft】

概要

ドラフト(draft)とは、原稿(を書く)、下書き(する)、設計図(を描く)、通風(装置)、徴兵(する)、引く(こと)、などの意味を持つ英単語。

ITの分野では、技術の標準化や仕様の策定などで、正式な仕様の決定前に原案として公表される試案、草稿、下書きなどをドラフトと呼ぶことが多い。

関係者や外部から意見や提案を募り、内容の改善に役立てるために行われるもので、一般的には仕様の検討とドラフトの公表、意見の募集を何度か繰り返して最終的な仕様の策定が行われる。

一般の外来語としては、日本のプロ野球リーグなどが実施している、ある年に加入する新人選手をチーム間の協議で振り分ける制度(ドラフト会議)を指すことが多い。

(2019.8.28更新)

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