WQHD 【Wide Quad-HD】 QHD / Quad-HD / 2560×1440
概要
WQHD(Wide Quad-HD)とは、画面や画像、動画などの表示・構成画素数の通称の一つで、2560×1440ピクセルのこと。アスペクト比(縦横比)は16:9、画素数は368万6400ピクセル。1280×720のいわゆるHD(High Definition)画素数の縦横を2倍(画素数・面積は4倍)に広げたもの。HDと縦横比は変わらず、より横長にワイド化したわけではないが、コンピュータのディスプレイ装置のサイズとしてはワイド型に分類されることから「Wide」の名を冠している。
HDの4倍という意味で「QHD」(Quadruple HD)あるいは「Quad-HD」(Quarter-HDとの混同を避けたい場合)と呼ばれることもある。フルHD(1920×1080)と比較すると縦横それぞれ約33%ずつ長く、面積・画素数では約1.78倍となっている。
パソコン向けディスプレイ製品では2010年代中頃から本格的に普及し始めた画素数で、画面サイズとしては27~32インチ程度の大きさが主流となっている。これより小さな製品(20インチ台前半)ではフルHDが、大きな製品(30インチ台後半以上)では4K解像度(3840×2160)が多い。ノートパソコンでは13~15インチの画面をWQHDとした高解像度(高dpi)な製品もある。
(2023.8.18更新)