XGA 【eXtended Graphics Array】 1024×768
概要
XGA(eXtended Graphics Array)とは、IBM社がパソコン製品に搭載したグラフィック表示システムの名称。転じて、同システムで採用された1024×768ピクセルの画素数や表示モード。オリジナルのXGAはVGA、SVGAに続いて1990年に発売したディスプレイ表示用の専用ICチップの規格で、標準では512KB(キロバイト)のVRAM(ビデオメモリ)を内蔵し、640×480ピクセル(VGAサイズ)なら262,144色(RGB各6ビットの18ビット)中256色同時発色、1024×768ピクセルなら16色同時発色が可能だった。VRAMを1MBに拡張すれば640×480で65,536色、1024×768で256色同時発色が可能。
現在では単に画面や画像、映像の画素数(XGAサイズ)を表す用語として用いられており、発色数などに関わらず1024×768ピクセルのものをXGAと呼んでいる。SXGA、WXGA、UXGA、QXGAなど、XGAを基準に縦横の長さを変えた派生仕様が数多く存在する。
(2018.6.6更新)