マイクロHDMI 【Micro HDMI】 HDMI Type D

概要

マイクロHDMI(Micro HDMI)とは、映像や音声をデジタル伝送するHDMIコネクタ形状の一つで、最も小さい仕様。スマートフォンなどの携帯機器に用いられる。

HDMIコンピュータデジタル機器から映像や音声をデジタルデータのままテレビやディスプレイ装置などへ出力することができるインターフェース規格で、ケーブルやコネクタの仕様、伝送信号や制御方式の仕様が規定されている。

マイクロHDMIではいくつかの端子形状が規定されており、最も一般的な「タイプA」(スタンダードHDMI)は幅13.9 mm×高さ4.45mmである。マイクロHDMIは2009年のHDMI 1.4で「タイプD」として追加された仕様で、幅5.83mm×高さ2.20mmと極めて小さい。ピン数はほかのタイプと共通だが配置は異なっている。

マイクロHDMIはHDMI規格では最も小型のコネクタ形状であり、スマートフォンデジタルカメラなどの携帯機器からの映像出力用によく用いられる。ディスプレイなどの出力機器側はタイプAであることが多いため、片方の端子がスタンダードコネクタ、もう片方がマイクロコネクタのHDMIケーブルが用いられる。

(2024.6.24更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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