SVGA 【Super Video Graphics Array】 800×600 / Super VGA

概要

SVGA(Super Video Graphics Array)とは、画面や画像、動画などの表示・構成画素数の通称の一つで、800×600ピクセルのこと。画素数は480,000ピクセルアスペクト比(縦横比)は4:3。VGA(640×480)を縦横に1.25倍に拡大したものであるためこのように呼ばれる。

本来はビデオカードなどの規格としてのVGA640×480ピクセル、16色表示)の性能を向上させた規格の総称で、640×480ピクセル256色表示や、800×600ピクセル1024×768ピクセル1280×1024ピクセルなどの表示画素数を含むものだった。このうち800×600ピクセルの表示モードを最もよく用いていたことから、この画素数のことを指してSVGAと呼ぶようになった。

WSVGA (Wide SVGA/ワイドSVGA)

SVGAから派生した画素数の通称の一つで、1024×600ピクセルあるいは1024×576ピクセルをWSVGAという。アスペクト比縦横比)は前者が128:75、後者が16:9。

SVGA(800×600)の横幅を広げたワイド型のサイズであるためこのように呼ばれる。かつてカーナビなど車載ディスプレイ装置や超小型ノートパソコン(ネットブック)などによく見られたサイズである。

(2020.5.5更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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