デジタルサイネージ【digital signage】電子看板

概要

デジタルサイネージとは屋外や店頭などに設置した液晶ディスプレイLEDパネルなどの映像表示装置に、案内情報や広告などを映し出すシステム。従来の看板やポスターを電子化し、内容を動的に変化させられるようにした装置である。
デジタルサイネージのイメージ画像

設置場所は、小売店の店頭、駅や空港などの交通機関、病院や市役所などの公共施設、商業施設、ビルのエントランスなど人の集まる場所が中心である。屋外ではビルの壁面や屋上に設置された大型の街頭ビジョンも含まれる。

表示できる内容は静止画や動画、音声、Webページなど多様であり、コンピュータで制御して任意のタイミングで切り替えられる。表示内容が固定されたLEDサインボードや、文字しか表示できないLEDメッセージボードはデジタルサイネージには含まれない。

機器の規模は、座席のヘッドレストや券売機の画面のような小型のものから、数十メートル規模の屋外大型ビジョンまで様々である。小型・中型には液晶ディスプレイ有機ELディスプレイが多く用いられ、大型屋外設備には高輝度のLEDビジョンが主流となっている。屋外向け機器は直射日光下でも視認しやすい高輝度表示や防水・防塵性能を備えたものが多い。

広告媒体として利用する場合、特定の時間帯や場所を指定して表示内容を配信でき、ポスターや看板のような物理的な差し替え作業が不要である。映像と音声を組み合わせた表現も可能で、時間帯や曜日ごとに異なるコンテンツを自動配信したり、ネットワーク経由で複数拠点の端末に同時配信したりすることもできる。

コンテンツの配信・管理はコンテンツ管理システムCMS)を介してスケジュール設定や複数拠点の一括管理を行うのが一般的である。近年ではカメラやセンサーAI人工知能)と組み合わせ、前にいる人の大まかな属性や行動に応じて表示内容をリアルタイムで切り替えるインタラクティブなシステムや、スマートフォンのアプリと連動してクーポンを配布する仕組みも普及している。

(2026.7.11更新)
 

他の辞典等による「デジタルサイネージ」の解説 (外部サイト)

資格試験などの「デジタルサイネージ」の出題履歴

▼ ITパスポート試験
令1秋】 交通機関、店頭、公共施設などの場所で、ネットワークに接続したディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するシステムはどれか。
▼ 基本情報技術者試験
令6修1/令2修7/平31春/平30修1】 デジタルサイネージの説明として,適切なものはどれか。

本ページを参照・引用している文書・論文など (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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