DVI-A 【DVI Analog】
概要
DVI-A(DVI Analog)とは、DVIの端子(コネクタ)仕様の一つで、VGA信号互換のアナログ信号のみを送受信することができるもの。17ピンの端子を用い、DVI-Dで使われるデジタル信号は伝送できない。DVI(Digital Visual Interface)はパソコン本体とディスプレイなどの接続に用いられるインターフェース規格で、アナログ信号とデジタル信号に対応する。アナログ信号しか伝送できなかった従来のVGA端子を置き換え2000年頃から普及した。
DVI-Aはそのコネクタおよびケーブルの仕様の一つで、VGA端子と同じ形式のアナログ映像信号のみを伝送することができる。他のコネクタ仕様より少ない17ピンのコネクタを用い、デジタル・アナログ兼用のDVI-Iとは互換性があるが、デジタル専用のDVI-Dとは互換性が無い。
VGAからDVIへの変換ケーブルのDVI側のコネクタとしてよく用いられるもので、機器側のDVI-I(デジタル・アナログ両対応)端子に差し込んで使用する。機器側でアナログ信号のみの端子が必要であれば通常はVGA端子を用いるため、機器側の受け口(レセプタクル)として使われることはほとんどない。
(2022.7.24更新)