オンスクリーンディスプレイ 【OSD】 On-Screen Display

概要

オンスクリーンディスプレイ(OSD)とは、テレビやディスプレイなどの画面上に、外部から入力された映像などに重ねて機器自体の設定・操作情報などを表示する機能。特に、ディスプレイの設定パネルをコンピュータからの出力画面の上に重ねて表示する機能。

テレビの画面には、テレビ局やビデオレコーダーなどから受信・入力して表示している映像の上に、音量や現在のチャンネルなど、機器自体の持つ情報を重ねて表示することができる。表示装置の持つこのような機能をオンスクリーンディスプレイと総称する。

ディスプレイ装置のOSD機能

コンピュータ用のディスプレイ装置は映像の表示位置、ゆがみ、コントラスト、明るさなどの調整をうことができるが、昔の装置は筐体上に設けられたつまみなどを用いて物理的に状態の確認や操作をっていた。

オンスクリーンディスプレイに対応したディスプレイでは、専用をボタン押すなどの操作で画面上に設定パネルや設定画面を呼び出すことができ、画面の案内に従って選択ボタンや決定ボタンなどを操作することにより設定の確認や調整をうことができる。設定項目ごとにつまみなどを用意しなくてよくなり、入力周波数や色温度など物理的な仕組みでは確認や指定が難しい項目にも対応できるようになった。

(2018.12.6更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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