読み方 : キューエックスジーエー
QXGA【Quad-XGA】2048×1536
20世紀に広く普及していた「XGA」(1024×768)の縦横をそれぞれ2倍にした広げたサイズで、画素数は4倍となっている。XGAから派生したサイズには他に、「SXGA」(Super XGA:1280×1024)や「UXGA」(Ultra XGA:1600×1200)、「WXGA」(Wide XGA:1280×768など)などがある。
パソコン向けディスプレイ製品
パソコン向けディスプレイの主流がCRT(ブラウン管)から液晶に切り替わりつつあった2000年代初頭に一般的になった画素数である。当時、グラフィックデザインや医療用画像表示、CADなど高精細な表示を必要とする専門用途向けの大型ディスプレイ製品で主に採用された。
この画素数を実現するには大型で高価な製品になりがちで、ノートパソコンの液晶画面での採用例もわずかな高級機種に限られたため、一般消費者向けにはあまり普及していない。その後、ワイドスクリーン化の潮流の中でアスペクト比16:9や16:10の画素数規格が主流となったため、パソコン用ディスプレイにおけるQXGAの存在感は限定的なものに留まった。
タブレット端末の液晶画面
一方、2010年代以降に本格的に普及したタブレット端末ではQXGAが広く採用された。9~10インチクラスのタブレットにおいて2048×1536という解像度は高精細な表示と省電力のバランスが取りやすく、AppleのiPadシリーズをはじめ多くの製品で採用実績がある。画面サイズが比較的小さいタブレットでQXGAを実現すると画素が視認できないほどの高い画素密度(ppi:pixels per inch)が得られるため、文字や画像が鮮明に表示される。
(2026.3.13更新)
